今年最後に気になったのは、教育費

今週の日曜日(12月24日)、日経新聞に
「国公立大など 授業料免除4600人拡大」という
あまり大きくはない記事が出ていました。

学資に乏しい若年層を直接支援するために、来年度は授業料免除の対象枠を4600人分拡大するとのことです。

この背景にあるのは、これまで授業料免除を受けたくても受けられなかった人の多さです。文部科学省によると、’05年度は学部、大学院合計で6700人が予算不足のために授業料免除を受けることができなかったそうです。
免除を受けられなかった学生が、その後どうしているのかが気になります。

10月24の「あきらめてほしくない大学進学」
でも書きましたが、近年の教育費の高さと上昇傾向にはため息がでます。

増えている中学受験も教育費を膨らませています。
親が無理のない金額をコツコツ貯めておいたり、子供が大学生になってからアルバイトをするだけでは教育費をまかなえない時代になってきています。

このような傾向があと10年続いたら、教育費で行き詰まる家計が増えてしまうのではないかと、危ういものを感じています。

あきらめてほしくない大学進学

アルバイトで学費とこづかいを捻出して大学を卒業することができた私としては、最近の学費の高騰ぶりを見るにつけ悲しい思いをします。

当時の授業料は、忘れもしない年間25万円。
毎月あたり約2万円だったので、アルバイトで稼ぐのはそれほど難しいことではありませんでした。バブルのせいもあったのでしょうか、時給500円では、かなり安い方だったのではないかと記憶しています。

ところが、あれから20年経って授業料は倍になりましたが、アルバイトの時給はそこまで上がっていません。
当時の私のように、親に負担をかけられない学生はどうしているのかと心配になります。

昨日(10月23日)の日経新聞の教育ページを読んで、心配はますます膨らみました。
それは、
「大学・短大・専門学校へ進学する高校生と保護者を対象にした進路選択調査」についての東京大学小林雅之助教授の寄稿です。
保護者の所得と高等教育の進路選択について調査したもので、とても興味深かったのですが、調査から浮かび上がってくるのは、「子供のために無理する、けなげな家計」の存在です。
さらに、所得格差の拡大が事実だとすれば、いづれ「無理する家計」の無理がきかなくなるかもしれないと指摘しています。

高い授業料をアルバイトだけでは捻出できない、親もこれ以上の負担は無理、となれば、奨学金や教育ローンを使って進学するかどうかの選択を迫られる親子もいると思います。
大学に行けばバラ色の人生が待っているわけではないけれど、高等教育を受けた方が社会人として有利なことも確かです。
行きたい気持ちがあるのなら、簡単にあきらめてほしくない。
頑張れ。応援してます。


セミナーのご案内

企業様向け研修のご案内

categories

kindle本のご案内
  スマホでも読めます

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< July 2018 >>

リンクパートナー

その名の通り"建て主の味方"になる家づくり代行サービスにFPとして参加しています↓
専門家が家づくりを代行 安心の家づくりとコスト削減をお約束

マネーコラムを寄稿しています↓

selected entries

archives

links

profile

書いた記事数:209 最後に更新した日:2018/06/01

search this site.

others

mobile

qrcode